宴会(忘年会・新年会・送別会・歓迎会・二次会)・パーティーに、ぜひご利用下さい。渋谷区の居酒屋:笹塚のひもの屋|株式会社八百八町
私は笹塚の庚申塔が好きです。笹塚駅から甲州街道へ出て左へ、交番からすこし先の郵便局の手前の路地を右に入るとお堂の中に庚申塔が祀られています。元禄13年(1700年)の造立という古い貴重な庚申塔です。青面金剛、お日さまとお月さま、見猿(みざる)、聞猿(きかざる)、言猿(いわざる)の三猿が刻まれています。今も土地の人たちに信仰されている様子がうかがえて心あたたまる庚申さまです。
十干(かん)と十二支(し)を組み合わせた暦法の60日ごとに巡ってくる庚申(かのえさる)の日、庚申の夜に三尸(さんし)という虫が睡眠中に身体から抜け出て天帝にその罪過を報告するので私たちの命は奪われるという道教の信仰、その信仰から庚申の夜は眠らずに慎むという庚申侍の考えが生まれ、夜を徹して語り明かす庚申講の集まりが拡がっていきました。また60年ごとの庚申の年には庚申塔を建てるということも行われるようになりました。夜を徹して語り明かす集いは農村地帯では農作業の方法を語りあう農業振興の集いになり、商店街では販売促進の勉強会になったことでしょう。笹塚の庚申塔の建立が元禄13年ということは、あの忠臣蔵の事件の直前ということになります。小さなお堂の石造物からも話題はどんどん拡がっていきます。
昔、道の両側に塚があり、天保14年(1843年)の『幡ヶ谷村差出明細帳』には「一、一里塚 村内笹塚と申所、往還の左右に御座候」とあり、甲州街道の一里塚だったのです。
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